プラネット・フォーまちづくり推進機構は、まちづくりに以下の4つの基本姿勢で計画策定、事業提案を行っていきます。

1.地域特性・環境に配慮したアプローチ Eco-conscious Approach
私たちは、“エコロジー(Ecology)”を、「人と自然、人と環境(生活)との関係性について見つめなおすこと」であると考えます。調査に際しても、地域の自然条件(地勢、気候、植生など)、社会条件(人口、産業、歴史、生活、教育文化、福祉など)について調べ、地域特性に適った、環境負荷を最小に抑えるアプローチ手法を採用します。

2.計画過程を重視した協働によるビジョンづくり Process Planning
”結論ありき”ではなく、生活者視点で地域のニーズを把握した計画づくりを行います。クライアントや地域生活者との対話の中から、現状を踏まえたまち(地域)の将来ビジョンを提案し、議論を重ねながら、共有化していきます。そして、ビジョン実現に向け、協働(Collaboration)による実現化のシナリオを練り上げます。

3.持続可能な仕組みの構築、デザインワーク Sustainable Design
“デザイン(Design)”という言葉は、ものの形や色彩などを設計することのほかに、「物事の仕組みを構築する」という意味を持っています。私たちも、まちづくりの提案において、五感で感じる美しさや心地よさを具現化することはもちろんのこと、まち(地域)固有のさまざまな資源を活かし、長期的に持続性のある意匠・設計や、収支計画・推進体制構築など、事業の仕組みづくりを行います。

4.地域に相応しい事業推進・アクションプログラムの立案
Appropriative Technology & Project

まちはそこに住む人々の生活と関わりながら育っていくものであり、地域にとっては、「まちづくり」と同様に「まちそだて」が重要です。そのためには、地域経営・事業運営の視点が必要であり、地域の実情(まちの規模、財政、広域連携等)に応じた、長期的に一定の収益が期待できる事業の仕組みづくりが必要不可欠です。私たちは、地域に相応しい(Appropriative)事業計画の立案と、アクションプログラムづくり、運営体制構築などのお手伝いをしながら事業実現を目指します。